とってもヘルシーな日本伝統の食品蒲鉾

日本人の食生活はグローバル化が進み、近年、高カロリー、高脂肪、高タンパク質な欧米型のメニューに偏りがちになっています。そのような食生活を続けることによって心配になるのが、肥満、糖尿病、心筋梗塞、脳梗塞などの生活習慣病です。

家族の食卓

今こそ健康のために、低カロリー、低脂肪、高タンパク質の、伝統的な日本型の食生活を見直す必要があります。その中で、良質たんぱく質で低脂肪のかまぼこ製品のすばらしさが見直され、ヘルシーな食品として注目されています。

また、原材料の魚の脂肪に含まれる、EPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)といった不飽和脂肪酸も、近年脚光を浴びるようになりました。さらに、人体に必要な9種類の必須アミノ酸もバランスよく含まれており、肉類に比べて吸収率も高いといわれています。

高タンパク、低脂質、低カロリー

栄養成分表かまぼこ・はんぺい(はんぺん)はチーズ・卵・牛乳などの高たんぱく食品と同じくらいの量のたんぱく質を含んでいます。しかし、かまぼこ・はんぺい(はんぺん)は魚から作られている分、他の高たんぱく食品と比べると、低脂質、低カロリーの食品なのです。

また、右の図のように、かまぼこには健康に必要なミネラルもたくさん含まれています。気になる塩分も平均して製品の2%弱程です。

太りすぎを気にしている方、育ち盛りのお子様、女性やお年寄りの方に特に召し上がっていただきたい食品です。ぜひ毎日の食卓に、あるいはおやつとして、意識してかまぼこ製品を取り入れていただき、家族みんなで元気になりましょう!

食べやすく手間要らず

健康的な食生活のためにぜひ食べたい魚ですが、一方で魚の調理が出来ない、骨が面倒、生臭いので苦手というひとも多く、魚料理が食卓にいつもあるという状況にはありません。

「魚料理が面倒」「魚が苦手」そんな方に、ぜひおすすめしたいのが、かまぼこです。プリプリした食感と淡白な味わいは、魚が苦手な方はもちろん、子どもからお年寄りまで、安心して召し上がっていただけます。

また、骨を取ったりする手間もなく、簡単に召し上がっていただけるのも、かまぼこの特徴です。

蒲鉾 揚げ蒲鉾

ヨーロッパでも人気!?のかまぼこ
ヘルシーフードの代名詞として、日本食が世界中で注目を浴びています。海外では日本食レストランや寿司レストランに行くことが、健康に気を使う人の常識になっているそうです。 このように人気が高い日本食品の中でも、特に親しまれているのが「SURIMI」と呼ばれるかまぼこの一種。

このSURIMI、日本でいう「かにスティック」ですが、ヨーロッパやアメリカなど多くの国で順調に売れ行きを伸ばしています。特に、スーパーマーケットにさえ握り寿司が並ぶフランスでは、既に定番の食材の一つ。オードブルやサラダなどに使ったり、手巻き寿司の具にしたりと、レストランはもとより、一般家庭の食卓でも、広く愛されています。

最近、日本はもとより世界各国で流行になっている「スローフード」には、ゆっくり食事をするというだけではなく、自分の国の伝統的な食材や郷土料理を通して、食というものを次代に伝えるという意味もあります。 わが国の伝統的食文化を担う食材であり、世界中で愛されている「かまぼこ」で、健康的なスローライフを楽しんでみてはいかがでしょうか。